地主さんの承諾・交渉

交渉に必要なポイント

日本において、地主と借り主が持っている力のバランスは実は「借り主側」に強いものとなってきました。特にポイントとなっていたのが、特別な理由がない限り退去を命じられても応じる必要がない、という決まりです。これでは地主側が土地を貸すことを渋ってしまうということで借地借家法の改正が行われ、最近ではバランスが是正されるようになってきました。そのため、今後は借り主側が地主に対して何か要求がある場合、承諾を得ることや交渉をすることが重要になってきます。それでは、地主との交渉を行う場合、どのようなことをポイントとして考えれば良いのでしょうか?

まず1つ目として、自分(借り主)だけではなく、地主にもメリットがあるような交渉を行うことが重要です。自分だけが一方的に利益を得るような交渉はまず成功しません。その際に1つ利用することができるのが「借地管理を行っている」という要素です。通常ならば地主は自分の土地の管理を自分で行うことになります。借地人は土地を借りている代わりにこの借地管理を行っていると考えることもでき、これをメリットとして捉えて交渉に有利に働かせることが可能です。

もう1つ、税金の支払についても交渉の際に利用することが出来るポイントとなります。借地の場合、土地の固定資産税は地主が支払っています。借地人が買い上げを行う場合には当然固定資産税の支払も借地人に移ることになるため、これを利用できるでしょう。